2014年05月13日

RS SVD "ドラグノフ" カスタム(2) 【流速化編】

先日のゲーム会お疲れ様でした。

当日自分は目撃していないのですが、なんだかあからさまにゾンビな人々が居られたようで
ゲーム主催者さんのブログにも意味深な記事があがっていますね(^^;

その他に弾速チェックで初速オーバーするような犯罪者も紛れ込んでいたようですし、主催者様の苦労が偲ばれます…。
法律を破ってまで人より優位に立とうとする人がゲームのルールを守れるはずがないので、そんな人のプレイスタイルはお察しなのである。

今回はそんな犯罪者に成り下がらないように細心の注意をしつつ「ドラグノフ流速化」編をお送りしたいと思います!
RS SVD ドラグノフ カスタム(2) 【流速化編】

まず"流速チューン"で誤解されがちな事ですが、
"流速チューン"は「高い圧力の圧縮エアー」でBB弾を発射するカスタムであって、
「大容量の圧縮エアー」でBB弾を発射するカスタムではないという事です。

それなので、
フルサイズシリンダーとか極端に重たいピストンヘッドとかは実は不要だったのです。(驚愕の事実)

この事は自分の心の師匠であり、"流速カスタム"のはしりであるパカ山さんのブログの最近の記事に明記されてます。

そこで問題になってくるのがドラグノフ標準装備のシリンダーです。
このシリンダーはかなりのボアアップな上に、19枚歯ロングピストンに対応する超大容量シリンダーとなっています(^^;
RS SVD ドラグノフ カスタム(2) 【流速化編】
このままではピストンスピードが稼げずに圧力がまったく上がらないので、思い切って加速シリンダー化しましたicon01
このシリンダーがまたステンレス製で異常に硬かったので、ボール盤を持ってしても穴を開けるのに非常に苦労しました。

次に行ったのがノズルの加工で、長さを1mm延長して内径を約3.7mmに絞り込みました。
RS SVD ドラグノフ カスタム(2) 【流速化編】
具体的にはノズル先端をリーマーで広げてからプラ=パイプ【グレー】肉厚 外径5.5mmを圧入して接着しております。

プラパイプの固定方法ですが、瞬間接着剤だけだと弱いようなのでプラリペアも併用して接着固定しています。
この方法を応用すれば「でんでん虫ノズル」も自作できそうですね(笑)

ノズルを延長する事によって、ホップパッキンとBB弾の間の隙間を少なくして"つまずきHOP"を解消する効果があり
命中精度を上昇させる効果があると言われています。

普通はノズルを延長すると給弾不良がおこったりするのですが、このドラグノフはギア4枚の超トルク仕様+ロングピストンなのでタペットプレートがわりとゆっくり後退する為、1mmぐらいノズルを延長しても問題なく給弾するようです。

RS SVD ドラグノフ カスタム(2) 【流速化編】
あとノズルを絞る加工によってシリンダーから送られる空気をより高圧化する事ができるようで、
シリンダー容量とピストン重量が適切であれば初速が上昇するようです
逆に言うと初速が上がらない場合はシリンダー容量とピストン重量の見直し調整が必要だそうで、この辺りの事は
電動ガンカスタマーなら一度は目を通すべきサイト「Air-Web」さんにて詳しく説明されています。

余談ですがノズルではなくシリンダーヘッドに絞りを入れるスリーブがありますが、あれって意味があるのでしょうか?
シリンダーヘッドの絞りで高圧縮されてもノズル内部ですぐに拡散されてしまうような気がします。
自分もスリーブを入れてみた事はありますが、初速が下がった事しかないです・・・。

とりあえずドラグノフに加工済みノズルを装着してみたのですが、残念ながらノズル加工前の初速などを計っていなかったのでノズル絞りが成功したかどうかが解りません(笑)
今度暇な時にでも加工していない金属ノズルに交換して初速と弾道を計ってみようと思います。


あとはPDI製 130%Proスプリングを装着し、それに合わせてバレルの内径と長さを決めていきました。
RS SVD ドラグノフ カスタム(2) 【流速化編】
<試したバレル>
・PDI 08バレル 155mm
・PDI 01バレル 141mm
・orga マグナスバレル(内径6.23mm) 150mm
・マルイ純正バレル(内径6.08mm) 130mm


PDIのバレルは初速が高くなりすぎで、逆にorgaバレルは低すぎ(0.2gで82~85m/s 0.28gで73~75m/s)でした。
それなので、最終的にはマルイ純正のバレルを130mmにカットして調整し、
初速を適正HOP時にて0.2gで92~93m/s、0.28gで81~82m/sに調整できましたicon01

早速先日のゲーム会に持っていって試射レンジで撃ったのですが、
0.28gBB弾で40m先の一斗缶に直進弾道で7/10ぐらいの精度で命中し、
50m先の一斗缶には約1mほど上を狙って4/10ぐらいの精度で命中していたので自分的にはかなり満足です(^^)


次回はマイコン制御FET等の電装系と、それによる涙のピスクラ対策編をお送りします!





同じカテゴリー(ライフル)の記事画像
LCT AK105
LCT VSS チューニングその1(精度向上+消音化)
RS SVD
RS SVD
VSR-10 流速カスタム(失敗編)
Troy 7.5インチ SBR
同じカテゴリー(ライフル)の記事
 LCT AK105"FSB"カスタム (2016-08-17 22:00)
 LCT VSS チューニングその1(精度向上+消音化) (2015-02-11 20:44)
 RS SVD "ドラグノフ" カスタム(3) 【電装系+ピストン交換編】 (2014-05-14 00:20)
 RS SVD "ドラグノフ" カスタム(1) 【チャンバー・多弾数マガジン編】 (2014-05-10 01:11)
 VSR-10 流速カスタム(失敗編) (2013-12-14 12:02)
 Troy 7.5インチ SBR (2009-08-31 02:23)

Posted by e@g1e  at 00:14 │Comments(2)ライフルカラシニコフカスタム

この記事へのコメント
日曜日はお疲れ様でした。

私は、大変楽しく遊びました、ゾンビ問題は、まぁ、あったんだねぇぐらいに思ってます。
長年やっていた感想ですけど
届いてない状態で、ゾンビだと騒ぐ人もいますので
みんな、射程はちゃんと把握したらいいのになぁおt思ってます。

流速は、難しいですねぇ

いろいろ試しましたが、確かに
ピストン重量を重くすれば大丈夫って訳でもなかったです。
45gなんぞにしたら、ピスクラ激しくなって(笑)

ノズルは、でんでん虫使っているので
シリンダーヘッドで絞ってますが、初速を下げる以外に効果は、わかりません
古い人間なんで、バレルはなるべく、長く残したいので。。。意味ないかなぁ

電動ガンのスプリングは、120%から130%はわずかな、初速増加ですが
130%から140%って、ものすごく上がってしまいました

こんな感じで、毎日楽しく、鉄砲遊びしてます。
また、教えてください。
Posted by SS-9 at 2014年05月13日 22:37
>SS-9さん

コメント有難う御座います。
超重量のピストンは初速は上がらないのですが、シリンダー内の空気圧に
負けないで押し切るので、初速がもの凄く安定するという効果がありますね。
フルサイズシリンダーと長いバレルを使いたいなら意味があるかもです(^^)

自分は電動ガンの命中精度を研究されているパカ山さんの記事に影響されてからは
様々な要因で曲がってしまう長いバレルよりも曲がりにくい短いバレルのほうが好きになりました。
150mmのorga HDバレルでないかしらん・・・。
Posted by e@g1ee@g1e at 2014年05月14日 18:07
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。